【注意】浴室の電球交換でやってはいけないNG行為とは?
今日は、浴室の電球交換についてお話ししたいと思います。
浴室の電球交換は、一見簡単なように見えますが、実は注意しなければならないポイントがたくさんあります。
間違った電球を選んだり、交換方法を誤ったりすると、火災や感電の危険があります。
また、浴室は湿気や温度が高い場所なので、電球の寿命も短くなりやすいです。
そこで、今回は浴室の電球交換でやってはいけないNG行為と、正しい交換方法をご紹介します。
この記事を読んで、浴室の電球交換が安全にできるようになりましょう。
- 浴室の電球交換で注意すべきポイント
- 浴室の電球交換でやってはいけないNG行為
- 浴室の電球交換の正しい方法
それでは早速見ていきましょう。
【浴室の電球交換で注意すべきポイント】
浴室の電球交換をする前に、以下のポイントを確認してください。
- 防湿型のものを選ぶ
- ワット数に注意する
- 密閉型のLED電球を選ぶ
- 口金サイズを合わせる
- 明るさと光色を選ぶ
- 照射タイプを選ぶ
防湿型のものを選ぶ
浴室は水や湿気が多い場所なので、防湿型の照明器具に対応した電球を選ぶ必要があります。
防湿型とは、水滴や湿気によるショートや腐食を防ぐために特殊なコーティングやパッキンが施されたものです。
防湿型でない電球を使うと、故障や火災の原因になります。防湿型かどうかは、電球のパッケージや仕様書に記載されています。
ワット数に注意する
浴室の照明器具には、使用できるワット数の上限があります。
ワット数とは、電球が消費する電力量です。ワット数が高いほど明るくなりますが、発熱量も増えます。
照明器具に設定されたワット数よりも高いワット数の電球を使うと、照明器具が過熱して溶けたり燃えたりする恐れがあります。
ワット数は、照明器具やカバーに記載されています。
密閉型のLED電球を選ぶ
浴室では白熱電球や蛍光灯よりもLED電球を使うことをおすすめします。
LED電球は省エネで長寿命ですし、発光色も豊富です。しかし、LED電球にも種類があります。
浴室では、密閉型のLED電球を選ぶ必要があります。密閉型とは、熱を逃がすための通気孔がないものです。
通気孔があると、湿気が入り込んでショートや故障の原因になります。密閉型かどうかは、電球のパッケージや仕様書に記載されています。
口金サイズを合わせる
口金とは、電球の底部にあるねじ部分です。口金サイズは、E26やE17などの記号で表されます。
E26は口金の直径が26mm、E17は17mmという意味です。
口金サイズは、照明器具と合わせる必要があります。
口金サイズが合わないと、電球がしっかり固定できなかったり、接触不良を起こしたりします。口金サイズは、照明器具やカバーに記載されています。
明るさと光色を選ぶ
明るさと光色は、電球の発光量と発光色です。
明るさはルーメンやlmという単位で表されます。ルーメンが高いほど明るくなります。
光色は色温度やKという単位で表されます。
色温度が高いほど白くて冷たい光になります。
明るさと光色は、自分の好みや用途に合わせて選ぶことができます。
例えば、リラックスしたいときは暖かい電球色(2700K~3000K)、
爽やかにしたいときは白い昼光色(5000K~6500K)などです。
照射タイプを選ぶ
照射タイプとは、電球から出る光の広がり方です。照射タイプには、全方向タイプや広配光タイプや下方向タイプなどがあります。
全方向タイプは電球のように300度照射するタイプで明るさが広がります。
広配光タイプは180度照射するタイプで下に向かって明るさが広がります。
下方向タイプは90度照射するタイプで下だけに明るさが集中します。
照射タイプは、浴室の電球の位置や形状に合わせて選ぶ必要があります。
浴室の電球交換でやってはいけないNG行為
浴室の電球交換をするときに、絶対にやってはいけないNG行為をご紹介します。
- 電源を切らない
- 電球を素手で触る
- 電球を無理に回す
- 電球を落とす
- 電球を水につける
電源を切らない
電源を切らないで電球交換をすることは非常に危険です。
感電したり火花が飛んだりする可能性があります。
また、電源を切った直後も電球はまだ熱くなっている場合があるので、しばらく冷ましてから交換しましょう。
電球を素手で触る
電球を素手で触ることもおすすめしません。
汗や油などの手の汚れが電球に付着すると、発熱量が増えて寿命が短くなったり、割れたりする恐れがあります。
また、電球が熱くなっている場合はヤケドをする可能性もあります。電球交換の際は、必ず手袋をして行いましょう。
電球を無理に回す
電球を無理に回すことも避けましょう。
電球はねじ込むタイプのものが多いですが、力を入れすぎると口金が破損したり、電球が割れたりする可能性があります。
また、逆に緩めすぎると接触不良を起こしたり、電球が落ちたりする可能性もあります。電球交換の際は、しっかりと固定されていることを確認しましょう。
電球を落とす
電球を落とすことはもちろんNGです。電球はガラス製のものが多いので、落とすと割れてしまいます。
割れた電球はガラス片や金属片が飛び散って危険ですし、浴室の床や浴槽に傷をつける可能性もあります。
また、割れた電球から漏電する恐れもあります。電球交換の際は、
必ず安定した踏み台や椅子などを使って行いましょう。また、落とさないように注意しましょう。
電球を水につける
電球を水につけることは言うまでもなくNGです。水につけると感電したり火花が飛んだりする可能性があります。
また、水につけると電球のコーティングやパッキンが劣化したり、水分が内部に侵入したりする可能性もあります。
これらは電球の寿命や性能に影響します。電球交換の際は、必ず水気のない場所で行いましょう。
【浴室の電球交換の正しい方法】
それでは、浴室の電球交換の正しい方法をご紹介します。浴室の電球交換は、以下の手順で行います。
- 適切な電球を選ぶ
- 電源を切る
- 照明カバーを外す
- 古い電球を外す
- 新しい電球を取り付ける
- 照明カバーを取り付ける
- 電源を入れる
適切な電球を選ぶ
前述したポイントに従って、浴室に適した防湿型・密閉型・ワット数・口金サイズ・明るさ・光色・照射タイプの電球を選びましょう。
インターネットやホームセンターなどで購入できます。パナソニックや東芝などのメーカーから多くの種類が発売されています。
電源を切る
安全のために、必ず浴室の照明器具のスイッチを切ってください。
また、ブレーカーからも切っておくとより安心です。
スイッチを切った後も、電球が熱くなっている場合があるので、しばらく冷ましてから交換しましょう。
照明カバーを外す
浴室の照明器具には、電球を保護するためのカバーがついています。カバーの外し方は、器具によって異なります。
ねじ止めされている場合や、はめ込み式の場合や、ワイヤーで固定されている場合などがあります。カバーの外し方は、照明器具の取扱説明書に記載されています。
取扱説明書がない場合は、メーカーのサイトやカスタマーセンターに問い合わせてください。カバーを外す際は、手袋をして行いましょう。また、カバーを落とさないように注意しましょう。
古い電球を外す
カバーを外したら、古い電球を外します。電球はねじ込むタイプのものが多いですが、引き抜くタイプのものもあります。
ねじ込むタイプの場合は、反時計回りに回して外します。
引き抜くタイプの場合は、まっすぐ引き抜きます。電球を外す際は、手袋をして行いましょう。電球を落とさないように注意しましょう。
新しい電球を取り付ける
古い電球を外したら、新しい電球を取り付けます。電球はねじ込むタイプのものが多いですが、差し込むタイプのものもあります。
ねじ込むタイプの場合は、時計回りに回して取り付けます。差し込むタイプの場合は、まっすぐ差し込みます。
電球を取り付ける際は、手袋をして行いましょう。電球を無理に回さないように注意しましょう。
照明カバーを取り付ける
新しい電球を取り付けたら、照明カバーを取り付けます。カバーの取り付け方は、器具によって異なります。
ねじ止めする場合や、はめ込む場合や、ワイヤーで固定する場合などがあります。カバーの取り付け方は、照明器具の取扱説明書に記載されています。
取扱説明書がない場合は、メーカーのサイトやカスタマーセンターに問い合わせてください。カバーを取り付ける際は、手袋をして行いましょう。
電源を入れる
照明カバーを取り付けたら、浴室の照明器具のスイッチとブレーカーを入れてください。新しい電球が正常に点灯することを確認してください。
【まとめ】
浴室の電球交換は、注意しなければならないポイントがたくさんあります。間違った電球を選んだり、交換方法を誤ったりすると、火災や感電の危険があります。また、浴室は湿気や温度が高い場所なので、電球の寿命も短くなります。
以上、この記事が参考になれば幸いです。
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