【COBOLは死なない!】60年以上の歴史を持つプログラミング言語の現在と未来
今回は、COBOLというプログラミング言語についてお話ししたいと思います。COBOLと聞いて、古い言語だと思う方も多いかもしれませんが、実は今でも現役で使われているんですよ。どうしてそんなに長く使われ続けているのか、どんな特徴があるのか、そしてこれからどうなっていくのか、気になりませんか?この記事では、以下の内容について解説していきます。 - COBOLとは何か - COBOLが使われている理由 - COBOLの今後の展望 それでは、さっそく見ていきましょう! COBOLとは何か COBOLとは、Common Business Oriented Language(共通事務処理用言語)の略で、1959年にアメリカで開発されたプログラミング言語です。 事務処理に適した言語として設計されたため、金額計算や大量レコード処理などが得意です。また、英語に近い構文や日本語の使用可能なデータ名などで、可読性が高く、プログラムのメンテナンスも容易です。COBOLは国際規格化されており、様々なハードウェアやOSで動作します。最新の規格は2014年に制定されたISO/IEC 1989:2014です。 COBOLが使われている理由 COBOLが60年以上も使われ続けている理由は、主に以下の3つです。 - 膨大な既存資産の活用 - 高い信頼性と安定性 - 新しい技術との連携 まず、膨大な既存資産の活用という点ですが、COBOLで作られたシステムは世界中に数千万行以上存在すると言われています³。これらのシステムは長年に渡ってビジネスを支えてきたものであり、その価値やノウハウは計り知れません。 また、COBOLは互換性が高く、古いプログラムも新しい環境で動作することが多いです。そのため、既存資産を捨てて新しい言語に移行するよりも、COBOLを使い続ける方がコストパフォーマンスが高い場合が多いのです。 次に、高い信頼性と安定性という点ですが、COBOLで作られたシステムは社会基盤を支える重要なものが多くあります。 例えば、行政システムや銀行システムなどです。これらのシステムは正確さや安全さが求められるものであり、故障や不具合が起きると大きな影響を及ぼします。COBOLは金額計算やレコード処理に強く、バグやエラーが少なく、長時間連続して動作することができます。そのため、信頼性と安定性が重視される...