免許更新をオンラインでできる時代がもうすぐ来る?!メリットと注意点を徹底解説
今回は、運転免許証の更新に関する最新情報をお届けします。
あなたは、免許更新のために運転免許センターや警察署に行って、時間をかけて講習を受けるのが面倒だと思ったことはありませんか?
もしありましたら、この記事は必見です。なぜなら、2022年2月から、ゴールド免許を持つ優良運転者に限り、自宅でオンライン講習を受けることができるようになったからです。
これは、警察庁が試行的に行っているモデル事業で、運転免許証の更新をされる優良運転者の利便性の向上等を図るためのものです。この記事では、このオンライン講習のメリットと注意点について、以下の3つの見出しで詳しく解説していきます。
- オンライン講習とは何か?どうやって受けるのか?
- オンライン講習のメリットは何か?どんな効果があるのか?
- オンライン講習の注意点は何か?どんなリスクがあるのか?
それでは、さっそく見ていきましょう。
オンライン講習とは何か?どうやって受けるのか?
オンライン講習とは、スマートフォンやパソコン等から専用サイトにアクセスして、免許更新時に必要な講習(30分)を動画で視聴することです。
北海道、京都府、千葉県、山口県の4道府県で試行的に行っています。
これにより、運転免許センターや警察署等で対面で受ける必要がなくなります。
ただし、オンライン講習だけでは免許更新ができません。
受講後、更新期間内に運転免許センター・警察署等に行って、申請書の提出や視力検査等が必要です。また、オンライン講習は以下の条件を満たす方に限られます。
- 公安委員会から送られてくる更新連絡書(ハガキ)を持っていて、講習区分が「優良」であること
- 都道府県内に住んでいて、マイナンバーカード(署名用電子証明書付き)を持っていること
- 更新申請窓口で免許更新をする予定であること
オンライン講習を受ける手順は以下の通りです。
1. この記事の最後にあるリンクボタンから専用サイトへアクセスする
2. マイナンバーカードを読み取らせて本人確認をする
3. 講習動画(30分)を最後まで視聴する
4. 視聴完了後に表示される受講証明書を印刷するか、スクリーンショットを撮る
5. 更新期間内に運転免許センター・警察署等に行って、受講証明書と一緒に更新手続きをする
オンライン講習のメリットは何か?どんな効果があるのか?
オンライン講習には、以下のようなメリットがあります。
- 時間や場所を選ばずに受講できる
- 運転免許センターや警察署等での待ち時間や混雑を避けられる
- 講習動画を自分のペースで視聴できる
- 講習内容を理解しやすくするためのアニメーションや音声ガイドがある
- 講習内容を復習したい場合に再視聴できる
これらのメリットにより、オンライン講習は、優良運転者の利便性の向上や安全運転意識の高揚に寄与すると考えられます。
また、オンライン講習は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止にも貢献すると期待されます。オンライン講習は、人と人との接触を減らすことができるからです。
これは、感染リスクを低減するだけでなく、感染拡大による免許更新手続きの停止や制限を防ぐことができるからです。以上が、オンライン講習のメリットについての説明でした。最後に、オンライン講習の注意点について見ていきましょう。
オンライン講習の注意点は何か?どんなリスクがあるのか?
オンライン講習は、多くのメリットがありますが、それと同時に以下のような注意点やリスクもあります。
- オンライン講習は本人以外が受けることは絶対にできない
- オンライン講習はマイナンバーカードが必要である
- オンライン講習は専用サイトへの接続可能期間が限られている
- オンライン講習はシステム障害等で視聴できない場合がある
- オンライン講習は対面での交流や質問ができない
これらの注意点やリスクについて、詳しく説明していきます。
まず、オンライン講習は本人以外が受けることは絶対にできません。
これは、免許更新申請者以外の方がオンライン講習を受けたにもかかわらず、申請者自身が受けたものとして免許更新をした場合、不正行為と認定され、道路交通法違反にあたる可能性があります。
その場合、免許更新申請者は、免許更新の取り消しや罰金等の処分を受けることになります。また、オンライン講習を受けた方も、同様に処分を受けることになります。したがって、オンライン講習は、必ず本人が受けるようにしましょう。
次に、オンライン講習はマイナンバーカードが必要です。これは、オンライン講習を受ける際に、本人確認のためにマイナンバーカードの署名用電子証明書を利用するからです。マイナンバーカードは、国から発行される個人番号カードで、写真付きの身分証明書としても使えます。
マイナンバーカードを持っていない方は、市区町村役場で申請することができます。ただし、申請から発行までに約1ヶ月程度かかりますので、早めに手続きをしましょう。
また、オンライン講習は専用サイトへの接続可能期間が限られています。
これは、オンライン講習を受けるためには、更新連絡書(ハガキ)に記載されている更新期間内(免許失効日の前日まで)に限られるからです。更新期間外には専用サイトへのアクセスができませんので、注意してください。
さらに、オンライン講習はシステム障害等で視聴できない場合があります。これは、オンライン講習を提供するサイトやシステムに何らかの不具合が発生した場合や、自分のスマートフォンやパソコン等の機器や通信環境に問題があった場合に起こります。
このような場合は、オンライン講習を受けることができませんので、運転免許センターや警察署等で対面で受ける必要があります。そのため、更新期間内に余裕を持ってオンライン講習を受けることをおすすめします。
最後に、オンライン講習は対面での交流や質問ができません。これは、オンライン講習では、自分一人で動画を視聴するだけであって、他の受講者や講師と話すことができないからです。
このため、オンライン講習では、自分の運転技術や知識についてフィードバックを得ることができませんし、わからないことや気になることを質問することもできません。そのため、オンライン講習では自分自身で積極的に学ぶ姿勢が求められます。
以上が、オンライン講習の注意点やリスクについての説明でした。
まとめ
この記事では、免許更新をオンラインでできる時代が来た!メリットと注意点を徹底解説しました。
オンライン講習は、優良運転者にとって、非常に便利で効果的な制度です。しかし、オンライン講習には、条件や手順がありますし、注意点やリスクもあります。
そのため、オンライン講習を受ける場合は、事前にしっかりと情報を確認しておくことが大切です。また、オンライン講習を受けた後も、安全運転のために自分の運転技術や知識を常に向上させることを忘れないでください。
この記事は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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