【初めて歌舞伎を見に行く人必見!】服装の悩みを解決するコツとおすすめコーデ
今回は、初めて歌舞伎を見に行く人に向けて、服装の悩みを解決するコツとおすすめコーデをご紹介します。
歌舞伎は日本の伝統芸能で、豪華な衣装や化粧、演技が魅力的ですよね。
でも、初めて見に行くときは、どんな服装で行けばいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では以下の内容をお伝えします。
- 歌舞伎鑑賞時の服装マナーと注意点
- パンツ・スカート・ワンピース別のおすすめコーデ
- 歌舞伎鑑賞をもっと楽しむための持ち物やアイテム
これを読めば、初心者さんでも安心して歌舞伎鑑賞に臨めるはずです。
それでは、早速見ていきましょう!
歌舞伎鑑賞時の服装マナーと注意点
まずは、歌舞伎鑑賞時の服装マナーと注意点についてお話しします。
ドレスコードはないけれど、場の雰囲気に合わせる
歌舞伎鑑賞には、服装の決まりとなるドレスコードは特にありません。
ですから、普段着で行っても問題ありません。
ただし、場の雰囲気に合わせて、以下のような服装は避けるようにしましょう。
- 露出度が高い服(ノースリーブやミニスカートなど)
- ダメージデニムやビーチサンダルなどカジュアルすぎる服
- 帽子やお団子ヘアーなど後ろの人の視界を遮るもの
- 動くと音がするナイロン素材やアクセサリーなど
これらの服装は、周りの人に迷惑をかけたり、歌舞伎の世界観にそぐわなかったりする可能性があります。
また、着物やスーツで行く人もいますが、慣れていないと苦しくなったり暑くなったりすることもあるので、無理に着る必要はありません。
浴衣は昔でいう寝巻きなので、歌舞伎鑑賞には不適切です。
長時間座っていても疲れない服装を選ぶ
歌舞伎は3時間以上上演している場合もあるので、長時間座っていても疲れない服装を選ぶことが大切です。
特にボトムスは締め付け感が少なく、シワになりにくい素材やシルエットがおすすめです。
また、冷房対策として羽織りものやストールを持って行くと便利です。
パンツ・スカート・ワンピース別のおすすめコーデ
次に、パンツ・スカート・ワンピース別のおすすめコーデをご紹介します。
パンツはワイド感のあるスタイルで
パンツを選ぶなら、ワイド感のあるスタイルがおすすめです。
ストレッチの効いたものや、ウエストがゴムや紐で調整できるものなら、長時間座っていても苦しくなりません。
トップスはコンパクトにしてメリハリをつけると、スタイルアップにもなります。
春夏は爽やかさのある色を取り入れて、秋冬はセンタープレスパンツでキチンと感を出すのがコツです。
スカートはシワにならない素材がベター
スカート
スカートを選ぶなら、シワにならない素材がベターです。
ウールやポリエステル素材が織り込まれたものなら、長時間座っていてもシワになりにくいです。
また、大人の女性なら素材や質感にもこだわってみて。
春夏はハリ感のあるロングスカート、秋冬はスカートの色を目立たせて、がおすすめです。
歌舞伎鑑賞をもっと楽しむための持ち物やアイテム
最後に、歌舞伎鑑賞をもっと楽しむための持ち物やアイテムについてお話しします。
耳かき(イヤホンガイド)
歌舞伎は古い言葉や方言が多く使われるので、初心者さんには聞き取りにくい場面もあります。
そこで、耳かき(イヤホンガイド)というサービスがあります。
これは、舞台の内容を解説した音声をイヤホンで聞くことができるもので、日本語や英語などの言語が選べます。
耳かきは劇場内の専用カウンターでレンタルできますが、数に限りがあるので早めに行くことをおすすめします。
料金は500円~1000円程度です。
程よい大きさのバッグ
歌舞伎鑑賞時に持って行くバッグは、程よい大きさのものがおすすめです。
あまり大きすぎると席に置くスペースがなかったり、周りの人にぶつかったりする可能性があります。
また、あまり小さすぎると必要なものが入らなかったり、紛失したりする可能性があります。
程よい大きさとは、A4サイズ程度以下のものです。
うちわや扇子
歌舞伎鑑賞中に暑くなったりすることもあるので、うちわや扇子を持って行くと便利です。
ただし、音がしないように注意してください。
また、うちわや扇子は歌舞伎鑑賞の楽しみ方の一つでもあります。
歌舞伎では、俳優さんが見事な演技をしたときに観客から拍手や掛け声が起こりますが、その際にうちわや扇子を振って応援することもあります。
これを「花道送り」と呼びます。
花道送りは俳優さんへの敬意や感謝の
花道送りは俳優さんへの敬意や感謝の気持ちを表すもので、歌舞伎の醍醐味の一つです。
ただし、花道送りはタイミングやマナーが重要です。
以下の点に注意してください。
- 花道送りは俳優さんが舞台から退場するときに行うもので、舞台上にいるときにはしない
- 花道送りは俳優さんの顔が見える範囲で行うもので、見えなくなったらやめる
- 花道送りは静かに振るもので、音を立てたり、周りの人に当たったりしない
- 花道送りは自分の好きな俳優さんにだけ行うものではなく、全ての俳優さんに対して行う
お菓子や飲み物
歌舞伎鑑賞中にお菓子や飲み物を食べたり飲んだりすることは可能ですが、以下の点に注意してください。
- 食べ物や飲み物は劇場内の売店で購入するか、持ち込むかどちらでもOKですが、匂いや音がしないものにする
- 食べ物や飲み物は休憩時間や場面転換のときに食べたり飲んだりする
- 食べ物や飲み物は自分の席で食べたり飲んだりする
- 食べ物や飲み物は自分でゴミを持ち帰る
まとめ
以上、初めて歌舞伎を見に行く人に向けて、服装の悩みを解決するコツとおすすめコーデをご紹介しました。
歌舞伎鑑賞時の服装は、ドレスコードはないけれど、場の雰囲気に合わせて、長時間座っていても疲れない服装を選ぶことが大切です。
パンツ・スカート・ワンピース別におすすめコーデをご紹介しましたが、自分の好きなスタイルで楽しんでください。
また、歌舞伎鑑賞をもっと楽しむためには、耳かき(イヤホンガイド)やうちわや扇子などの持ち物やアイテムが役立ちます。
歌舞伎は日本の伝統芸能であり、文化財でもあります。
そのため、周りの人に迷惑をかけないようにマナーを守って鑑賞しましょう。
歌舞伎は見るだけでなく、聞くだけでなく、感じることが大切です。
初めてでも安心して歌舞伎鑑賞に臨めるようになったら、ぜひ足を運んでみてください。
歌舞伎の世界に魅了されること間違いなしですよ。
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