【バーンレートで勝つためのコツと戦略】インターネットサービス企業の経営者になってライバルを倒せ!

インターネットサービス企業の経営者となって、自社の人件費を抑えながら他社の邪魔をして倒産に追い込むというテーマのカードゲーム、バーンレート(Burn Rate)について紹介します。

バーンレートは、2002年にアメリカで発売されたカードゲームで、日本では公式に販売されていませんが、海外のサイトから購入が可能です。

タイトル「バーンレート」の意味は、「会社の資産を毎月の支出(収入を差し引く)で割り、どれくらいの期間で使い果たすか」。即ち、「会社が燃え尽き倒産するまでの猶予・寿命」を表す指標です。

この記事では、バーンレートのルールやコンポーネントについて簡単に説明した後、勝つためのコツや戦略をお伝えします。

バーンレートは2~4人でプレイできるカードゲームで、プレイ時間は約45分です。13歳以上が対象年齢ですが、小学生でもルールは理解できると思います。

この記事の目次は以下の通りです。

- バーンレートのルールとコンポーネント
- バーンレートで勝つためのコツと戦略
- まとめ

それでは早速見ていきましょう!



【バーンレートのルールとコンポーネント】


バーンレートは、以下のようなコンポーネントから構成されています。

- 社員カード:黄色は営業部、赤は開発部、青は人事部、緑は財務部の社員であることを表しています。スキルレベル(0~3)と給与額が書かれています。

- VPカード:各部門に1人しか雇うことができない特別な社員です。必ず部門の主任を務めます。辞めさせる場合や他社から引き抜く場合はプレイカードが2枚必要になります。

- 契約社員カード:エンジニアだけでは人手が足りない場合に適宜雇用する社員です。エンジニアに比べて給与が高いです。

- プレイカード:他社を妨害するオフェンシブカードと、自社に利益をもたらすディフェンシブカードがあります。オフェンシブカードは上部が尖っており、ディフェンシブカードは上部が平らです。また、VPプレイカード(紫)は特殊な効果を持つカードです。

- BAD IDEA(黄色):オフェンシブカードの一種で、ライバルの会社にプロジェクトが発生させるカードです。カードに書かれた\"BAD IDEA ×\"の後ろの数字がプロジェクトに必要なエンジニアの数を表します。RELEASEをプレイしてこのカードを取り除くまで開発部のエンジニアがこの仕事に取り組みます。

バーンレートのルールは以下の通りです。

- セットアップ:スタート時の持ち点(=会社の資産)は100ポイントです。(4人でプレイするときは80ポイント)

プレイカードを各プレイヤーに6枚ずつ配ります。

社員カードは部門別に分けてシャッフルし、一番上のカードだけ表向きにします。

各プレイヤーが社員を1人ずつ順番に採用します。社員が4人になるまで採用します。(全ての部門に1人ずつ採用する必要はない。)



- 社員の並べ方:全ての社員の給与が見えるように並べます。部門別に並べ、スキルレベルが高い社員を一番上に並べます。

一番上に並べられた社員がその部門の主任となります。開発部のエンジニアは開発部とは離して並べます。

- ゲームの手順:プレイヤーは自分のターンが来たら以下の順番で行動します。

  - カードをプレイする:カードは4枚までプレイ、もしくは交換(捨てる→引く)できます。

プレイと交換両方を行うことはできません。

このカードを使う場合、プレイカードに書かれた数字と、自社または対象となるライバルの会社の当該部門の主任のスキルレベルが一致していなければなりません。

VPプレイカードを使う場合、社内のVPの数によって使用の可否が決まります。

  - 契約社員を雇用・解雇する:社内で発生したBAD IDEAに人手が足りなければ必ず契約社員を雇用します。
開発部の社員で人手が足りている場合は適宜解雇できます。

  - 社員に給与を支払う:VP→2、契約社員→3、その他→1(いずれも1人当たり)のポイントを支払います。給料を支払って持ち点がマイナスになったら時点で倒産し、そのプレイヤーは負けとなります。給料を支払って0ポイントの場合はセーフです。

  - 手札が6枚になるまで補充する:手札が6枚未満の場合、補充します。

  - 次のプレイヤーのターン:次のプレイヤーにターンが移ります。


【バーンレートで勝つためのコツと戦略】


バーンレートは、自分の会社を維持しながら、他社を倒産させることが目的です。そのため、以下のようなコツや戦略を覚えておくと有利です。

- 自分の会社の強みや弱みを把握する:自分の会社はどの部門が強くて、どこが弱いかを常に意識しましょう。自分の強みを活かすカードや、自分の弱みを補うカードを選択的にプレイしましょう。

自分の会社に有利なカードや、他社に不利なカードを優先的にプレイしましょう。ただし、カードを無駄に使わないように注意しましょう。


例えば、自分の会社にBAD IDEAがない場合は、RELEASEをプレイする必要はありません。

また、他社の会社にBAD IDEAが多い場合は、POACHやBAD HIREをプレイすると逆効果になることもあります。


- VPカードを上手く活用しましょう。VPカードは、各部門の主任として高いスキルレベルと給与を持ちます。

また、VPプレイカードを使うためにも必要です。VPカードを自分の会社に雇用したり、他社から引き抜いたりすることで、自分の会社の強化や他社の弱体化ができます。

ただし、VPカードはプレイカードが2枚必要になるので、タイミングやコストを考えて使いましょう。

- BAD IDEAを上手く処理しましょう。BAD IDEAは、他社の会社にプロジェクトが発生させることで、開発部のエンジニアを縛りつけることができます。

自分の会社にBAD IDEAが発生した場合は、早めにRELEASEをプレイして取り除きましょう。 

また、他社の会社にBAD IDEAが発生した場合は、それを利用して他の部門を攻撃したり、契約社員を解雇したりすることができます。

- 資産を管理しましょう。資産は、給与を支払ったり、契約社員を雇用したりするために必要です。資産が少なくなると倒産の危機に陥ります。

資産を増やすためには、FUNDINGやNEW BUSINESS PLANなどのカードをプレイすることができます。

また、資産を減らさないためには、給与の高い社員や契約社員を解雇したり、LAYOFFSやOUT TO PASTUREなどのカードをプレイすることができます。


【まとめ】


バーンレートは、インターネットサービス企業の経営者となって、自社の人件費を抑えながら他社の邪魔をして倒産に追い込むというテーマのカードゲームです。

この記事では、バーンレートのルールやコンポーネントについて簡単に説明した後、勝つためのコツや戦略をお伝えしました。

バーンレートは、自分の会社の強みや弱みを把握しながら、選択的にカードをプレイしていくことが重要です。また、VPカードやBAD IDEAなどの特殊なカードを上手く活用することも必要です。そして、資産を管理して倒産しないように気を付けましょう。

バーンレートは、日本では公式に販売されていませんが、海外のサイトから購入が可能です。インターネットサービス企業の経営者としてライバルと競争する面白さや緊張感を味わいたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。

以上、バーンレートで勝つためのコツと戦略について紹介しました。最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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