【日本でクオッカに会えるのはここだけ!】埼玉県こども動物自然公園で世界一幸せな動物に会おう!
こんにちは、今回は、日本でクオッカに会える唯一の場所、埼玉県こども動物自然公園についてご紹介します。
この記事では、以下の内容をお伝えします。
- クオッカとはどんな動物なのか
- 埼玉県こども動物自然公園でクオッカに会える方法と注意点
- クオッカの赤ちゃんや名前決定の最新情報
- クオッカと一緒に楽しめる園内の他の見どころ
それでは、さっそく始めましょう!
【クオッカとはどんな動物なのか】
クオッカとは、オーストラリア南西部に生息するカンガルー科の小型の有袋類です。体長は40~50cm、体重は2.7~4.2kgと、猫くらいの大きさです。尾は25~30cmで、先端が黒くなっています。
クオッカは、常に笑顔のような表情をしていることから、「世界一幸せな動物」とも呼ばれています。実際には、人間と同じように感情を表現するわけではありませんが、人懐っこくて好奇心旺盛な性格です。
クオッカは、主に草や葉、果実などを食べます。夜行性で、昼間は木陰や茂みで休みます。繁殖期は1月から8月で、妊娠期間は約1か月です。出産後、赤ちゃんは6か月ほど母親の袋の中で育ちます。
クオッカは絶滅危惧種に指定されており、野生では約1万頭しか残っていません。そのため、オーストラリアでは厳重に保護されています。ペットとして飼うことや捕獲することは法律で禁止されています。
【埼玉県こども動物自然公園でクオッカに会える方法と注意点】
埼玉県こども動物自然公園は、1980年に開園した広大な敷地を持つ動物園です。約200種類の動物や植物が見られます。また、遊具やアスレチックなども充実しており、家族連れや友人同士で楽しめます。
この動物園では、2020年4月に開園40周年を記念して、クオッカが仲間入りしました。オーストラリアのフェザーデール野生生物園から贈られたオス2頭とメス2頭です。生息地以外では現在飼育展示されていない貴重な動物です。
クオッカに会うためには、開園後に正門から入ってすぐのスペースで配布する整理券が必要です。整理券に記載された時間までに、東園のカンガルーコーナー内にある「クオッカアイランド」に行きましょう。観覧時間は10分間で、人数制限があります。
クオッカは人に慣れていますが、野生動物ですので、以下の注意点を守ってください。
- クオッカに触ったり、餌をあげたりしないでください。
- クオッカの写真を撮るときは、フラッシュやシャッター音を消してください。
- クオッカの前で大声を出したり、走ったりしないでください。
- クオッカの展示場から出るときは、クオッカがついてこないように確認してください。
【クオッカの赤ちゃんや名前決定の最新情報】
埼玉県こども動物自然公園では、クオッカの赤ちゃんや名前決定の最新情報が発表されています。ここでは、その内容をお伝えします。
まず、クオッカの赤ちゃんについてですが、2020年7月18日と8月25日に、それぞれメスのビビとリコから赤ちゃんが誕生しました。袋から顔を出した日を誕生日としています。性別はまだ分かっていませんが、健康状態は良好です。
次に、クオッカの名前についてですが、2020年8月に公募と投票によって決定しました。3785票の投票の結果、以下の名前が選ばれました。
- ダイ(オス):
4頭の中で体が一番「大き」くて「大らか」なところから
- チャメ(オス):
鼻の頭に草や床材をくっつけていることが多いなどお茶目な一面から
- リコ(メス):
周りの様子をよく見て動くお利口な一面から
- ビビ(メス):
来園したばかりの頃は一番神経質(ちょっとびびり)な一面から
残念ながら、もう一頭のオスのダイは2020年6月1日に心不全で亡くなってしまいました。ダイはクオッカたちのリーダー的存在でした。ダイの名前はそのまま残すことになりました。
【クオッカと一緒に楽しめる園内の他の見どころ】
埼玉県こども動物自然公園では、クオッカ以外にもたくさんの動物や植物が見られます。ここでは、その中からおすすめの見どころを紹介します。
- ペンギンプール:
南極や南米に住むペンギンたちが泳いだり遊んだりする姿が見られます。夏場は水しぶきを浴びて涼めます。
- ふれあい広場:
ヤギやヒツジなどの小動物と触れ合えます。餌やりもできます。
- トロピカルドーム:
熱帯雨林やサバンナに住む動物や植物が見られます。フラミンゴやレッサーパンダなどがいます。
- アスレチック:
木製やロープ製の遊具がたくさんあります。
- レストランや売店:
園内にはいろいろなレストランや売店があります。カレーやうどん、ピザやハンバーガーなどの軽食から、アイスクリームやポップコーンなどのスイーツまで、好みに合わせて選べます。
- ミニSL:
園内を一周するミニSLに乗って、動物たちの姿を眺めましょう。途中で降りて歩くこともできます。
- 野鳥の森:
季節によってさまざまな野鳥が見られる森です。カワセミやキビタキなどの美しい色の鳥や、コゲラやシジュウカラなどの可愛らしい鳥がいます。
- クラフト工房:
動物や植物に関するクラフト作品を作ることができます。折り紙や紙粘土、ビーズなどの材料を使って、オリジナルの作品を作りましょう。
以上が、埼玉県こども動物自然公園でクオッカと一緒に楽しめる園内の他の見どころです。ぜひ、一度足を運んでみてください。
【まとめ】
今回は、日本でクオッカに会える唯一の場所、埼玉県こども動物自然公園についてご紹介しました。
クオッカは、常に笑顔のような表情をしていることから、「世界一幸せな動物」とも呼ばれています。人懐っこくて好奇心旺盛な性格ですが、野生動物ですので、触ったり餌をあげたりしないように注意してください。
埼玉県こども動物自然公園では、クオッカ以外にもたくさんの動物や植物が見られます。ペンギンやレッサーパンダなどの人気動物や、アスレチックやクラフト工房などの遊び場もあります。家族連れや友人同士で一日中楽しめます。
この記事が、クオッカに興味を持った方や、埼玉県こども動物自然公園に行きたい方の参考になれば幸いです。
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