【安住紳一郎アナの凄さ】人気の秘訣は人の心をつかむトークと自己プロデュース力
安住さんは、好感度ランキングで5年連続1位になり、2009年には殿堂入りしたことで知られていますが、その人気の秘訣は何でしょうか?
私は、安住さんが持つ人の心をつかむトークと自己プロデュース力が大きな魅力だと思います。それでは、具体的に見ていきましょう。
【人の心をつかむトーク】大物ゲストもハマる安住流接待話法
安住さんがMCを務める番組の中でも特に印象的なのが、『ぴったんこカンカン』です。この番組では、豪華ゲストがロケを行なって、スタジオゲストらとクイズを展開するのですが、番組の“肝”になっていたのは、安住さんとゲストが展開する軽妙なトークでした。
安住さんは、大御所をちょっとけなしてもてなすという、彼にしかできない接待話法で、大物ゲストたちをハマらせていきました。樹木希林さんや三田佳子さんを相手に『そういうとこ、なんとかなりませんか』と呆れ気味に言い放ったり、嬉しそうに相好を崩すスターのレアな表情を引き出したりしました。独特の距離感と、当意即妙な会話術で、人の胸襟を開かせたら右に出る者がいないと言えるでしょう。
また、バスガイド役の泉ピン子さんと学生服姿の安住さんが繰り広げる珍道中も大人気でした。ある回ではわざわざローマまで行って本場のピザ作りに挑戦したり、スペイン広場では2人がオードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックに扮して『ローマの休日』のワンシーンを再現したりしました。その“完成度の低さ”が大きな笑いを誘いました。
安住さんは自分からグイグイいくタイプではありませんが、“この子は何かできる子”だと思わせる魅力があります。泉さんも「余計なことを言わない、わきまえている」と好印象だったそうです。泉さんは『日本レコード大賞』のMCを終えた安住さんにLINEを送ったら既読スルーされたというエピソードを明かしていますが、その翌日に返ってきたLINEの中身は、『今日は大晦日だから、おめでとうございます。来年もよろしくお願いします』だったそうです。これは、安住さんの人柄が表れていると思います。相手の気持ちを考えて、丁寧に対応する姿勢が好感を持たれるのでしょう。
【自己プロデュース力】選曲から企画までこだわる「プロデューサー・アンド・MC」
安住さんは、人の心をつかむトークだけでなく、自己プロデュース力も高いです。安住さんは、自分が出演する番組に対して、選曲から企画までこだわっています。
例えば、2005年からはじまり16年目に突入したTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』では、リスナーから来たハガキやメールに目を通すのはもちろんのこと、選曲も自分でしています。昔のグループサウンズのザ・タイガースの曲をかける時、超有名な『シーサイド・バウンド』じゃなくて、マイナーと大ヒットの間ぐらいの、「そういえば、こんな歌もあったよね」っていう曲をかけるそうです。日曜日の午前中にちょうどいいぽわんとさせる曲を選ぶセンスがあります。
また、『ぴったんこカンカン』でも、安住さんは自分で企画を考えて提案していました。泉さんとの共演は、安住さんが「泉さんとバス旅行に行きたい」と言ったことがきっかけだったそうです。安住さんは「泉さんとバス旅行に行くなら学生服を着て修学旅行みたいにしたい」と言って、学生服姿で珍道中を始めました。この企画は大成功で、視聴者からも好評でした。
安住さんはMCというよりも、「プロデューサー・アンド・MC」と言えるでしょう。自分が出演する番組に対して責任感を持ち、工夫を凝らしています。それが視聴者やリスナーに伝わり、人気につながっているのだと思います。
【安住紳一郎アナの凄さ】まとめ
今回は、TBSの人気アナウンサーである安住紳一郎さんについてお話ししました。安住さんの凄さは、人の心をつかむトークと自己プロデュース力だと思います。
安住さんは、大物ゲストもハマる安住流接待話法で、独特の距離感と当意即妙な会話術で人の胸襟を開かせます。また、自分が出演する番組に対して選曲から企画までこだわり、視聴者やリスナーに楽しんでもらえるように努めます。
安住さんは、「北海道帯広から出てきた田舎もん」という自己プロデュースで、まろやかな
気の雰囲気と誠実な人柄で、多くの人に愛されています。安住さんは、北海道帯広から出てきた田舎もんという自己プロデュースで、まろやかな雰囲気と誠実な人柄で、多くの人に愛されています。
安住さんは、アナウンサーとしてだけでなく、プロデューサーとしても優れた才能を発揮しています。自分が出演する番組に対して責任感を持ち、工夫を凝らしています。それが視聴者やリスナーに伝わり、人気につながっているのだと思います。
安住さんは、人の心をつかむトークと自己プロデュース力が大きな魅力だと思います。安住さんの凄さを感じた方は、ぜひ彼の番組をチェックしてみてください。きっと楽しい時間が過ごせるはずです。
今日は安住紳一郎さんについてお話ししましたが、いかがでしたか?
彼のトークや企画にはいつも感心します。
最後まで読んでくださってありがとうございました。また次回お会いしましょう。
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