【畳がカビだらけ!】空家だった和室が見違えるほどキレイになった方法

こんにちは!長期間空き家となっている物件のメンテナンスや活用方法を提案しています。

今回は私自身が実践した、空家だった和室のカビ対策についてお話ししたいと思います。

実は先日、実家の一階の部屋を見に行ったら、新しい畳にカビがびっしりと生えているのを発見しました。

空家で2ヶ月に一度しか行かないため、換気もしていませんでした。

カビが生えると、見た目はもちろん、健康や臭いにも影響が出るので、早急に対策をしなければなりません。

そこで私は、ネットで調べたり、専門家に相談したりして、カビを防ぐ方法を探しました。

そして、その方法を実践したところ、和室が見違えるほどキレイになったのです!

この記事では、私が行ったカビ対策の方法を紹介します。

記事の内容は以下の通りです。

- 畳にカビが生える原因と種類
- 畳のカビを取り除く方法
- 畳のカビを予防する方法

それでは早速見ていきましょう!


畳にカビが生える原因と種類


まずは、畳にカビが生える原因と種類について説明します。

畳にカビが生える原因は主に以下の5つです。

- 湿度:カビは湿度が高いと発生しやすくなります。特に梅雨や夏などは注意が必要です。

- 温度:カビは気温が20度から30度の間で繁殖しやすくなります。冬でも暖房器具などで温度が上がるとカビが発生する可能性があります。

- 酸素:カビは酸素があると生きられます。空気の流れが悪いと酸素濃度が高くなり、カビが増えやすくなります。

- 養分:カビは皮脂や食べこぼしなどの有機物を養分として吸収します。畳に汚れやホコリが溜まっていると、カビのエサになってしまいます。

- 素材:畳は天然のイ草でできているため、吸湿性が高く湿気を保持しやすいです。また新しい畳ほど吸湿性が高いため、カビが発生しやすくなります。

これらの条件が揃うと、畳にカビが発生する可能性が高くなります。

次に、畳に生えるカビの種類について見てみましょう。

畳に生えるカビは大きく分けて3種類あります。

- 緑色のカビ:青カビ・ペニシウム属という種類で、発生して間もない状態です。パンや餅などにもよく見られます。アレルギー反応を起こすこともあります。

- 白色のカビ:青カビの仲間で、麹カビ・アスペルギルス属という種類です。味噌や醤油などの発酵食品やチーズなどにも使われます。アレルギー反応を起こすこともあります。

- 黒色のカビ:黒カビ・クラドスポリウム属という種類で、カビの中でも最も発生しやすいと言われています。空気中に多く存在する胞子が畳に付着して繁殖します。呼吸器や皮膚に影響を与えることがあります。

これらのカビは見た目や臭いで判断することができますが、一度発生すると広がりやすいので、早めに対処することが大切です。


畳のカビを取り除く方法


次に、畳のカビを取り除く方法について紹介します。

カビの程度によって、対処法が異なります。

- 畳の表面にカビがうっすらと発生している場合:掃除機と乾拭きで対処できます。まず窓を開けて換気をし、湿度を下げます。次に掃除機でカビやホコリを吸い取ります。その後乾いた布やアルコール消毒液を含ませた布で拭き上げます。

- カビがかなり発生している場合:日干しをして乾燥させます。まず畳を室外に出し、掃除機と乾拭きでカビや汚れを取り除きます。その後3日ほど日陰に干して乾燥させます。時々裏返すとよいでしょう。

- カビの発生範囲がかなり広い場合:畳屋さんに相談するか、表替えや畳替えをすることをおすすめします。自分では対処できないほどカビが広がっている場合は、専門家に依頼するか、新しい畳に交換する方が安心です。

これらの方法でカビを取り除くことができますが、注意点もあります。

- 掃除機をかける際は、窓を開けてゆっくりと行うこと
- 拭き掃除は水拭きではなく乾拭きかアルコール消毒液を使うこと
- 畳を叩いたり強くこすったりしないこと
- 日干しする際は直射日光に当てないこと

これらの点に気を付けて、カビを取り除きましょう。


畳のカビを予防する方法


最後に、畳のカビを予防する方法について紹介します。

カビは一度発生すると広がりやすく、再発もしやすいです。

そのため、日頃から以下のような予防策を行うことが重要です。

- 換気や除湿グッズなどで湿度を下げる
- 食べ物や飲み物などの汚れはすぐに拭き取る
- 年に2回は念入りな掃除をする
- 畳の上に布団や敷物などを敷きっぱなしにしない
- カビが生えにくい素材の畳に交換する

これらの方法で、畳のカビ発生リスクを低減することができます。

特に最後の方法は、カビ対策に効果的です。

天然のイ草でできた畳は、カビが生えやすい素材ですが、最近では和紙でできた畳もあります。

和紙でできた畳は、イ草に比べて吸湿性が低く、カビが生えにくい特徴があります。

また、色や柄も豊富で、お部屋の雰囲気を変えることもできます。

カビに悩んでいる方は、和紙でできた畳に交換してみるのも一つの方法です。



まとめ


今回は、空家だった和室のカビ対策についてお話ししました。

畳にカビが生える原因と種類、取り除く方法と予防方法を紹介しました。

カビは見た目や臭いだけでなく、健康にも影響を与える可能性があるので、早めに対策をすることが大切です。

日頃から湿度や汚れに気を付けて、快適な和室を保ちましょう!

それではまた!


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