【混泳のプロ】グッピーと仲良くできるエビや貝の種類と飼育方法

【混泳のプロ】グッピーと仲良くできるエビや貝の種類と飼育方法

グッピーはカラフルで美しい熱帯魚ですが、そのヒレが他の魚に狙われやすいという欠点があります。そこで、グッピーと一緒に飼えるエビや貝を紹介します。エビや貝はグッピーと生活圏が違うので、トラブルが少なく、水槽の掃除役としても活躍してくれます。また、エビや貝は色や形が多彩で、水槽に彩りを添えてくれます。

この記事では、グッピーと混泳できるエビや貝の種類と飼育方法を以下のように紹介します。

- グッピーと混泳できるエビの種類と飼育方法
- グッピーと混泳できる貝の種類と飼育方法
- グッピーと混泳させる際の注意点

それでは、早速見ていきましょう!


【エビ】グッピーと混泳できるエビの種類と飼育方法


グッピーと混泳できるエビは以下の4種類です。

- ヤマトヌマエビ
- ミナミヌマエビ
- レッドチェリーシュリンプ
- レッドビーシュリンプ

それぞれの特徴と飼育方法を見ていきましょう。

ヤマトヌマエビ


ヤマトヌマエビは日本原産のエビで、水草や壁面、石についたコケを食べてくれます。グッピーが残したエサも食べてくれるので、水槽をきれいに保つお掃除屋さんです。体長は約5cmほどで、緑色や茶色などの地味な色をしています。

ヤマトヌマエビは丈夫で飼いやすいですが、以下の点に注意してください。

- 食欲が旺盛なので、餌が不足するとグッピーにちょっかいを出すことがあります。ヤマトヌマエビ用の餌も用意しておきましょう。

- 繁殖力が強いので、水槽内に増えすぎないように管理しましょう。必要に応じて別の水槽に移したり、ペットショップに引き取ってもらったりしましょう。

- 水質は中性から弱アルカリ性(pH6.5〜7.5)が適しています。水温は20〜28℃程度が良いです。水質や水温が急変すると死んでしまうことがあるので、水換えは少しずつ行いましょう。


ミナミヌマエビ


ミナミヌマエビは南米原産のエビで、体長は約3cmほどです。透明感のある体色をしており、背中に黒い縦線が入っています。ヤマトヌマエビと同様にコケを食べてくれますが、お掃除能力はあまり期待できません。

ミナミヌマエビは丈夫で飼いやすいですが、以下の点に注意してください。

- グッピーと同じ水質で繁殖するので、エビを増やしたい場合は抱卵した親エビを隔離しましょう。グッピーに稚エビを食べられないようにしましょう。

- 水質は中性から弱アルカリ性(pH6.5〜7.5)が適しています。水温は20〜28℃程度が良いです。水換えは少しずつ行いましょう。


レッドチェリーシュリンプ


レッドチェリーシュリンプは台湾原産のエビで、体長は約3cmほどです。鮮やかな赤色をしており、水槽に彩りを添えてくれます。ミナミヌマエビと同様にコケを食べてくれますが、お掃除能力はあまり期待できません。

レッドチェリーシュリンプは丈夫で飼いやすいですが、以下の点に注意してください。

- グッピーと同じ水質で繁殖するので、エビを増やしたい場合は抱卵した親エビを隔離しましょう。グッピーに稚エビを食べられないようにしましょう。

- 水質は中性から弱酸性(pH6.0〜7.0)が適しています。水温は20〜26℃程度が良いです。水換えは少しずつ行いましょう。


レッドビーシュリンプ


レッドビーシュリンプは日本原産のエビで、体長は約2.5cmほどです。赤と白のしま模様が美しく、高級品種として人気があります。コケを食べてくれますが、お掃除能力はあまり期待できません。

レッドビーシュリンプは水質に敏感なので、飼育には注意が必要です。以下の点に気をつけてください。

- 水質は弱酸性(pH5.5〜6.5)が適しています。水温は18〜24℃程度が良いです。水換えは少しずつ行いましょう。

- 水合わせの際は一段と気を遣ってあげる必要があります。グッピーの水槽から少しずつ水を加えて、徐々に水質に慣らしてあげましょう。

- エビの飼育に慣れている人や、エビの観賞が主目的の人向けです。初心者やグッピー中心の人は他のエビから試してみる方が無難です。


【貝】グッピーと混泳できる貝の種類と飼育方法


グッピーと混泳できる貝は以下の2種類です。

- ラムズホーン
- イシマキガイ

それぞれの特徴と飼育方法を見ていきましょう。


ラムズホーン


ラムズホーンは南米原

産の貝で、体長は約2cmほどです。らせん状の殻が特徴的で、赤や茶色などの色があります。ガラス面や水草についたコケを食べてくれますが、水草を食べることもあるので注意が必要です。

ラムズホーンは丈夫で飼いやすいですが、以下の点に注意してください。

- 繁殖力が強いので、水槽内に増えすぎないように管理しましょう。必要に応じて別の水槽に移したり、ペットショップに引き取ってもらったりしましょう。

- 水質は中性から弱アルカリ性(pH6.5〜7.5)が適しています。水温は20〜28℃程度が良いです。水換えは少しずつ行いましょう。
- エビや魚に食べられることがあるので、隠れ家を用意してあげましょう。


イシマキガイ


イシマキガイは日本原産の貝で、体長は約1cmほどです。黒や茶色などの色をしており、殻に縦線が入っています。コケを食べてくれますが、水草を食べることはありません。

イシマキガイは丈夫で飼いやすいですが、以下の点に注意してください。

- 繁殖力が強いので、水槽内に増えすぎないように管理しましょう。必要に応じて別の水槽に移したり、ペットショップに引き取ってもらったりしましょう。

- 水質は中性から弱アルカリ性(pH6.5〜7.5)が適しています。水温は20〜28℃程度が良いです。水換えは少しずつ行いましょう。

- エビや魚に食べられることがあるので、隠れ家を用意してあげましょう。


グッピーと混泳させる際の注意点


グッピーとエビや貝を混泳させる際には、以下の点に気をつけてください。

- グッピーとエビや貝の数はバランスよくすること。エビや貝が多すぎるとグッピーにストレスを与えたり、餌を奪ったりする可能性があります。

- グッピーとエビや貝の好む水質や水温を把握すること。グッピーは中性から弱アルカリ性(pH6.5〜7.5)、水温は20〜28℃程度が適しています。エビや貝も同じくらいの条件で飼育できるものを選びましょう。

- グッピーとエビや貝の投入時は丁寧に水合わせすること。グッピーの水槽から少しずつ水を加えて、徐々に水質に慣らしてあげましょう。特にエビや貝は水質の変化に敏感なので注意が必要です。

- グッピーとエビや貝の隠れ家を用意すること。グッピーは他の魚からヒレをかじられないように隠れる場所が必要です。エビや貝は魚に食べられないように隠れる場所が必要です。水草や流木、石などを水槽に入れてあげましょう。

まとめ


グッピーと混泳できるエビや貝の種類と飼育方法を紹介しました。グッピーとエビや貝は生活圏が違うので、トラブルが少なく、水槽の掃除役としても活躍してくれます。また、エビや貝は色や形が多彩で、水槽に彩りを添えてくれます。

グッピーとエビや貝を混泳させる際には、数のバランスや水質や水温の条件、水合わせや隠れ家の用意などに気をつけてください。グッピーとエビや貝の素敵なアクアリウムを楽しみましょう!

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