【柴犬の甘噛みは可愛い?それとも危険?】正しい叱り方としつけ方を徹底解説

今回は、柴犬の甘噛みについてお話ししたいと思います。

柴犬は日本の代表的な犬種で、賢くて忠実で美しい姿が魅力ですよね。しかし、柴犬には噛み癖があるというイメージもあります。

実際、柴犬は元猟犬で警戒心が強く、噛むという行動に出やすい傾向があります。特に子犬の頃は、甘噛みと呼ばれる軽い噛みつきをよくします。

甘噛みは可愛らしいと思って放置してしまう飼い主さんも多いですが、そのままにしておくと成犬になってから問題行動に発展する可能性があります。

では、柴犬の甘噛みはどうやってしつけるのでしょうか?叱り方や対処法について詳しく解説していきます。

この記事では以下の内容をお伝えします。

- 甘噛みする理由と原因
- 甘噛みのしつけ方と叱り方
- 甘噛みを防ぐための予防策

ぜひ最後までお読みくださいね。




【甘噛みする理由と原因】柴犬が噛むのは何故?


まずは、柴犬が甘噛みをする理由と原因について見ていきましょう。甘噛みをする理由と原因は以下のようなものがあります。


歯がかゆい


人間の子どもの歯が乳歯から永久歯に生え変わるように、子犬の歯も生え変わります。この時期はどうしても歯がムズムズしたり、歯がゆい感じがしたりするので、甘噛みをしてしまうようです。

歯がかゆいことからくる甘噛みは仕方ない部分もあるので、噛んでも良いおもちゃなどを用意して、噛みたい欲求を満たしてあげましょう。


抵抗


柴犬は独立心が強いため、あまりベタベタと触られたり、ずっと抱っこされたりするのは好みません。突然ガブッと噛まれたときには「触らないで」「やめてほしい」と訴えている可能性があります。


興奮


飼い主さんと遊ぶことに夢中になり、興奮しすぎて噛んでしまうこともあります。これは柴犬に限らず、興奮しやすい犬種によく見られます。


要求噛み


散歩に行こう、お腹がすいた、遊ぼうなど何か要求を伝えるために噛むこともあります。この要求噛みに一度応えてしまうと、噛めば要求が通ると学習してしまい、噛み癖がひどくなってしまうので注意が必要です。


ストレス


毎日運動欲求を満たすだけの散歩をしてあげないと、運動不足からストレスがたまり、噛んでしまうことがあります。また、先ほど柴犬は独立心が強いと説明しましたが、あまりにもコミュニケーションが少なすぎると、それもストレスにつながってしまいます。少し難しいですが、適度な距離で接してあげるようにしましょう。


 【甘噛みのしつけ方と叱り方】柴犬に噛むことはダメだと教える方法


次に、柴犬の甘噛みのしつけ方と叱り方についてお伝えします。甘噛みのしつけ方と叱り方は以下のようなものがあります。


低い声で短く叱る


愛犬が家族や噛んではいけないものに対して甘噛みしてしまった場合、いつもより低い声で「ダメ」や「ノー」などと短く叱りましょう。これで噛むことが良くないことだと印象付けます。

叱るときの言葉はできるだけ家族で統一しておくと、愛犬にも伝わりやすいです。気をつけるべきポイントとして、叱るときに大声で怒鳴ったり、たたいたりするのはやめましょう。

こうした行為は恐怖心を与えてしまうので、逆にしつけがうまくいかなくなってしまいますよ。


無視をする


噛まれた際に飼い主さんがおおげさに反応してしまうと、かまってくれたと認識してしまうことがあります。

そのため、手や足を噛まれたら短く叱ってしばらく無視をしましょう。遊びの途中だった場合は中断し、その場を離れるといった対応も有効です。

すぐに効果が出なくても、繰り返し行ううちに噛んだら遊んでもらえない、かまってもらえないということを認識するようになるので、徐々に噛み癖が落ち着いてきます。

コードやスリッパなど噛んでほしくないものを噛んだ場合は、叱った後に噛んでも良いおもちゃで気をそらして、そのうちに片づけてしまいましょう。


社会化トレーニングを行う


柴犬は警戒心の高さから噛み癖に発展してしまうことがあるので、子犬のうちから社会化トレーニングを行うことが重要です。

トレーニングといっても難しいことはなく、家族以外の人や他の犬と触れ合う機会を少しずつ増やしていくだけで良いのです。

人や犬との付き合い方がわかれば、必要以上に警戒する必要もなくなるので、そもそも攻撃的な態度になることも少なくなります。

抱っこして家の周りを歩くだけでもさまざまな刺激を受けることができるので、立派な社会化トレーニングと言えますよ。


【甘噛みを防ぐための予防策】柴犬に噛まれないために気をつけること


最後に、柴犬の甘噛みを防ぐための予防策についてお伝えします。甘噛みを防ぐための予防策は以下のようなものがあります。


柴犬の気持ちを理解する


柴犬は独立心が強く、自分の意思を持っています。そのため、飼い主さんが思うようには従ってくれないこともあります。

しかし、それは柴犬が飼い主さんを嫌っているからではありません。柴犬は自分の気持ちを表現する方法が限られているので、噛むという行動に出てしまうだけなのです。

柴犬の気持ちを理解してあげることで、無理やり抱っこしたり触ったりすることを避けたり、興奮しすぎないように遊んだりすることができます。

柴犬は飼い主さんに対して忠誠心が高いですから、信頼関係を築くことが大切です。


適度な運動とコミュニケーションをする


柴犬は元気で活発な犬種ですから、運動不足やコミュニケーション不足になるとストレスがたまります。ストレスがたまると甘噛みや噛み癖に発展する可能性があります。

そのため、毎日散歩や遊びをしてあげることで運動欲求を満たし、ストレスを解消してあげましょう。また、適度なスキンシップや声かけをしてあげることでコミュニケーション欲求も満たし、愛情を伝えてあげましょう。


おもちゃやおやつを活用する


柴犬は賢いですから、おもちゃやおやつを使ってしつけや遊びをすることが効果的です。

例えば、歯がかゆい時期には噛んでも良いおもちゃを与えてあげたり、要求噛みをしないで待てるようになったらおやつで褒めてあげたりすることができます。

おもちゃやおやつは柴犬にとって魅力的なものですから、それらを使ってポジティブな刺激を与えることで、甘噛みや噛み癖を減らすことができます。


【まとめ】柴犬の甘噛みは可愛くない!しっかりしつけて問題行動にしないようにしよう


以上、柴犬の甘噛みについてお話ししました。柴犬の甘噛みは可愛いと思って放置してしまうと、成犬になってから問題行動に発展する可能性があります。

そのため、子犬の頃から噛むことは悪いことだということをしっかりしつけるようにしましょう。

柴犬の甘噛みのしつけ方としては、低い声で短く叱る、無視をする、社会化トレーニングを行うなどがあります。

また、柴犬の気持ちを理解してあげることや、適度な運動とコミュニケーションをすることや、おもちゃやおやつを活用することなどが予防策として有効です。

柴犬は飼い主さんに対して忠誠心が高く、賢くて美しい犬種です。甘噛みや噛み癖をしっかりしつけて、素敵なパートナーとして一緒に楽しく暮らしていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。


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