【充電式草刈り機の選び方】マキタの36Vモデルを徹底比較!
今回は、充電式草刈り機の選び方について、マキタの36Vモデルを徹底比較してみました。
エンジン式と同等のパワーと使い勝手を兼ね備えた充電式草刈り機は、家周りから農地まで幅広く活躍する便利な機器です。
しかし、ハンドルや刃物の種類、バッテリーや充電器の容量など、選択肢が多くて迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?そこで、この記事では以下の内容について解説します。
- マキタの36V充電式草刈り機の特徴とラインナップ
- ハンドルや刃物の種類によるメリットとデメリット
- バッテリーや充電器の容量と連続運転時間
- おすすめの製品と価格
この記事を読めば、あなたに最適な充電式草刈り機が見つかるはずです。それでは早速見ていきましょう。
【マキタの36V充電式草刈り機の特徴とラインナップ】
マキタは、日本を代表する電動工具メーカーです。その中でも、充電式草刈り機は高い評価を得ており、プロからアマチュアまで幅広く愛用されています。マキタの36V充電式草刈り機は、18Vのリチウムイオンバッテリーを2本使って36Vにすることで、エンジン式と同等のパワーと連続運転時間を実現しています。
また、ブラシレスモーターや後端モーターなどの先進技術を採用し、高効率で低騒音・低振動・低燃費・低メンテナンスなどのメリットもあります。さらに、楽らくモードやカラミトリ機能などの便利な機能も備えており、作業性や安全性も高めています。
マキタの36V充電式草刈り機には、以下の4つのシリーズがあります。
- MUR368シリーズ:
25mLエンジン式同等の使用感。外側のロータが回転するアウタローターブラシレスモーターを搭載。高速回転6,500min -1。
- MUR369シリーズ:
30mLエンジン式同等の使用感。後端モーターを採用し最適重心バランスを実現。高速回転7,000min -1。
- MUR370シリーズ:
35mLエンジン式同等の使用感。後端モーターを採用し最適重心バランスを実現。高速回転7,500min -1。
- MUR371シリーズ:
40mLエンジン式同等の使用感。後端モーターを採用し最適重心バランスを実現。高速回転8,000min -1。
各シリーズには、Uハンドル、Uハンドル左右非対称、ループハンドル、2グリップの4種類のハンドルがあり、それぞれにバッテリーと充電器が付属するセット品と、本体のみの単品があります。
また、刃物には、金属製のチップソー、樹脂製の3枚刃、ナイロンコードなどがあり、用途や好みに合わせて選べます。
【ハンドルや刃物の種類によるメリットとデメリット】
マキタの36V充電式草刈り機は、ハンドルや刃物の種類によって、作業性や操作性に違いがあります。それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
- Uハンドル:家周りから平坦地まで幅広く対応できる汎用性の高いハンドルです。両手でしっかりと握れるので安定感があります。しかし、障害物が多い場所や傾斜地では振り幅が制限されることがあります。
- Uハンドル左右非対称:ハンドルの中心が体の中心になるように設計されており、幅広い振り幅と長時間作業でも疲れにくいハンドルです。しかし、左右非対称なので慣れるまで操作に注意が必要です。
- ループハンドル:障害物が多い場所や傾斜地に最適なハンドルです。先端部が軽くて軽快な操作性があります。しかし、両手でしっかりと握れないので安定感に欠けることがあります。
- 2グリップ:障害物が多い場所や傾斜地に最適なハンドルです。先端部が軽くて軽快な操作性があります。両手でしっかりと握れるので安定感もあります。しかし、振り幅が制限されることがあります。
- チップソー:金属製の刃物で、切れ味が良くて耐久性も高いです。草だけでなく木や竹なども切断できます。しかし、硬いものに当たると跳ね返りや飛散の危険性があるので注意が必要です。
- 3枚刃:樹脂製の刃物で、硬いものに当たっても安心なスイングバックタイプです。ナイロンコードより切れ味がシャープで、背が高く硬い茎の草刈りも可能です。しかし、摩耗や破損しやすいので定期的な交換が必要です。
- ナイロンコード:ナイロン製の紐状の刃物で、草を叩き切るように作用します。跳ね返りや飛散の危険性が低くて安全です。しかし、切れ味はあまり良くなくて耐久性も低いです。
【バッテリーや充電器の容量と連続運転時間】
マキタの36V充電式草刈り機は、18Vのリチウムイオンバッテリーを2本使って36Vにすることで、エンジン式と同等のパワーと連続運転時間を実現しています。
しかし、バッテリーや充電器の容量によっても、連続運転時間や充電時間に違いがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
- バッテリー:マキタの18Vバッテリーには、容量が3.0Ah、4.0Ah、5.0Ah、6.0Ahの4種類があります。容量が大きいほど、連続運転時間が長くなりますが、重さや価格も高くなります。また、バッテリーは消耗品なので、使用頻度や環境によって寿命が変わります。
一般的には、約500回の充放電で性能が低下すると言われています。バッテリーは定期的に点検や交換をする必要があります。
- 充電器:マキタの18V充電器には、1口充電器と2口充電器の2種類があります。1口充電器は、1本のバッテリーを充電することができます。2口充電器は、2本のバッテリーを同時に充電することができます。
また、2口充電器には、急速充電器とスタンダード充電器の2種類があります。急速充電器は、スタンダード充電器よりも約半分の時間で充電することができます。
しかし、急速充電器は価格が高くて発熱も大きいです。また、バッテリーに負担をかける可能性もあるので注意が必要です。
以下は、各容量のバッテリーと各種類の充電器を組み合わせた場合の連続運転時間と充電時間の目安です。
【おすすめの製品と価格】
最後に、マキタの36V充電式草刈り機の中から、おすすめの製品と価格を紹介します。価格は、2021年7月現在のAmazonでの参考価格です。実際の価格は、購入時に確認してください。
- MUR369UDG2(Uハンドル):30mLエンジン式同等の使用感で、後端モーターを採用した高性能モデルです。高速回転7,000min -1で、草刈り能力が高く、作業効率も良いです。6.0Ahバッテリー2本と2口急速充電器が付属しています。価格は約85,000円です。
- MUR369LDG2(ループハンドル):30mLエンジン式同等の使用感で、後端モーターを採用した高性能モデルです。高速回転7,000min -1で、草刈り能力が高く、作業効率も良いです。6.0Ahバッテリー2本と2口急速充電器が付属しています。価格は約85,000円です。
- MUR368UDCF(Uハンドル):25mLエンジン式同等の使用感で、アウタローターブラシレスモーターを搭載したコスパの高いモデルです。高速回転6,500min -1で、草刈り能力が十分にあります。3.0Ahバッテリー2本と2口スタンダード充電器が付属しています。価格は約65,000円です。
- MUR368LDZ(ループハンドル):25mLエンジン式同等の使用感で、アウタローターブラシレスモーターを搭載したコスパの高いモデルです。高速回転6,500min -1で、草刈り能力が十分にあります。本体のみで、バッテリーや充電器は別売りです。価格は約38,000円です。
【まとめ】
以上が、充電式草刈り機の選び方について、マキタの36Vモデルを徹底比較してみた記事でした。マキタの36V充電式草刈り機は、エンジン式と同等のパワーと使い勝手を兼ね備えた優れた機器です。
しかし、ハンドルや刃物の種類、バッテリーや充電器の容量などによって、作業性や操作性に違いがあります。あなたの用途や好みに合わせて、最適な製品を選んでください。この記事があなたの参考になれば幸いです。
それでは、また次回お会いしましょう。ありがとうございました。
コメント
コメントを投稿