痔の薬 自分に合ったものはどれ？選び方とおすすめ商品15選！
痔は日本人の3人に1人がかかっていると言われるほど、身近な病気です。しかし、痔になってしまったとき、どんな薬を選べばいいのでしょうか？
市販されている痔の薬はたくさんありますが、自分の症状に合わないものを使ってしまうと、効果が得られなかったり、逆効果になったりすることもあります。
そこで今回は、痔の薬の選び方とおすすめ商品を紹介します。自分にぴったりの痔の薬を見つけて、辛い症状を早く改善しましょう！
記事の内容は以下の通りです。
- 痔の種類と症状によって選ぶべき薬のタイプ
- 痔の薬に配合されている有効成分とその効果
- 痔の薬を選ぶ際に注意したいこと
- おすすめの痔の薬15選
それでは早速見ていきましょう！
痔の種類と症状によって選ぶべき薬のタイプ
痔は大きく分けて3種類あります。
- いぼ痔（痔核）：肛門内部や外部にできるイボ状の突起物。出血やはれ、かゆみなどが主な症状。
- きれ痔（裂肛）：肛門周辺の皮膚が切れることで起こる。激しい痛みや出血が主な症状。
- 痔ろう：肛門内部から皮膚表面まで穴が開くことで起こる。出血や化膿、排便時の異物感などが主な症状。
このうち、痔ろうは市販薬では対応できません。必ず医師に相談してください。
いぼ痔やきれ痔に対しては、市販されている以下の4種類の薬があります。
- 軟膏：肛門の外側や入口付近にできたいぼ痔やきれ痔に直接塗布する。患部にピンポイントで効果を発揮する。
- 注入薬：肛門内部と外部の両方に使用できる。ノズルを肛門に挿入して剤を注入する。手が汚れないのがメリット。
- 坐薬：肛門内部にできたいぼ痔に効果的。肛門に挿入すると体温で溶けて有効成分が放出される。
- 内服薬：口から服用して体の内側から痔の症状を改善する。いぼ痔やきれ痔を問わず使用できる。
自分の痔の種類やできた場所、症状に合わせて、適切なタイプの薬を選びましょう。
痔の薬に配合されている有効成分とその効果
痔の薬には、さまざまな有効成分が配合されています。それぞれどんな効果があるのか、見ていきましょう。
- ステロイド成分：ヒドロコルチゾン酢酸塩やプレドニゾロン酢酸塩など。患部の炎症やはれを抑える。痛みや出血が強い場合におすすめ。
- 局所麻酔成分：リドカイン塩酸塩やベンゾカインなど。神経を一時的に麻痺させて、痛みやかゆみを感じなくさせる。
- 殺菌成分：クロルヘキシジングルコン酸塩やイソプロピルメチルフェノールなど。患部を殺菌・消毒して、傷口からの感染を防ぐ。
- アラントイン：傷の治りを助けて組織を修復する。
- 血流促進成分：ニコチン酸アミドやトコフェロール酢酸エステルなど。肛門付近の血流を促進してうっ血を抑える。
- 抗ヒスタミン成分：塩酸ジフェンヒドラミンやクロルフェニラミンマレイン酸塩など。かゆみやムズムズ感を抑える。
自分の症状に合わせて、必要な成分が含まれているか確認しましょう。
痔の薬を選ぶ際に注意したいこと
痔の薬を選ぶ際には、以下のことにも注意しましょう。
- ステロイドが配合されているかどうか：ステロイドは強力な抗炎症作用がありますが、長期間使用すると皮膚が薄くなったり、赤くなったりする副作用があります。
また、前立腺肥大や緑内障などの持病がある場合は使用できません。ステロイドが配合されているかどうかはパッケージに記載されていますので、確かくしてください。
ステロイドが配合されていないものを選ぶ場合は、グリチルレチン酸などの消炎成分が入っているものがおすすめです。
- 使いやすさや飲みやすさを考慮する：軟膏や注入薬は手が汚れたり、肛門に挿入するのに抵抗がある人もいるかもしれません。
坐薬は冷やすと硬くなり、温めると柔らかくなるので、適度な硬さに調整する必要があります。内服薬は舌下錠や錠剤・カプセル剤・顆粒剤などがありますが、飲みにくいと感じる人もいるでしょう。
自分の好みやライフスタイルに合わせて、使いやすい・飲みやすいタイプの薬を選びましょう。
- コストパフォーマンスを比較する：痔の薬は、経過によって10日間程度連続して使用することもあります。1日あたりの価格は100円未満から500円以上と幅がありますので、コストパフォーマンスも重要なポイントです。
ステロイドが配合されているものは、一般的にはステロイド無配合のものよりも価格帯が高くなります。症状が軽い場合はステロイド無配合のものを選ぶと、コストを抑えることができます。
- 妊婦や授乳中の方、子どもが使用できるか確認する：妊娠中や授乳中の方、子どもに使用することを考えている場合は、注意事項や対象年齢を確認してください。
配合されている成分の種類によっては、使用できない場合や使用に制限がある場合があります。特にステロイドが配合されているものや肛門内に挿入するタイプの薬（坐薬や注入薬）は注意が必要です。使用する前には必ず医師や薬剤師に相談してください。
おすすめの痔の薬15選
それでは、Amazonで人気の痔の薬をランキング形式で紹介します。各商品の特徴や効果、価格などを比較して、自分に合ったものを見つけましょう！
1位：アリナミン製薬 ボラギノールA 軟膏 20g
- 価格：528円（税込）
- タイプ：軟膏
- 有効成分：ヒドロコルチゾン酢酸塩（ステロイド）、リドカイン塩酸塩（局所麻酔）、クロルヘキシジングルコン酸塩（殺菌）、アラントイン（組織修復）
- 効果：肛門外部や付近にできたいぼ痔やきれ痔に効果的。炎症・はれ・痛み・かゆみ・出血などを抑える。
- 特徴：ステロイドと局所麻酔が配合されているので、強い症状にも対応できる。殺菌成分と組織修復成分も入っているので、傷口の感染や治りを助ける。清涼感のあるメントールも配合されている。
2位：武田薬品工業 ボラギノールA 坐剤 12個
- 価格：1,078円（税込）
- タイプ：坐剤
- 有効成分：ヒドロコルチゾン酢酸塩（ステロイド）、リドカイン塩酸塩（局所麻酔）、クロルヘキシジングルコン酸塩（殺菌）、アラントイン（組織修復）
- 効果：肛門内部にできたいぼ痔に効果的。炎症・はれ・痛み・かゆみ・出血などを抑える。
- 特徴：ステロイドと局所麻酔が配合されているので、強い症状にも対応できる。殺菌成分と組織修復成分も入っているので、傷口の感染や治りを助ける。肛門に挿入すると体温で溶けて有効成分が放出される。
3位：大正製薬 プリザエース注入軟膏T 20g
- 価格：1,078円（税込）
- タイプ：注入薬
- 有効成分：ヒドロコルチゾン酢酸塩（ステロイド）、リドカイン塩酸塩（局所麻酔）、クロルヘキシジングルコン酸塩（殺菌）、アラントイン（組織修復）
- 効果：肛門内部と外部の両方に使用できる。炎症・はれ・痛み・かゆみ・出血などを抑える。
- 特徴：ステロイドと局所麻酔が配合されているので、強い症状にも対応できる。殺菌成分と組織修復成分も入っているので、傷口の感染や治りを助ける。ノズルを肛門に挿入して剤を注入することで、手が汚れない。
4位：本草製薬 ピーチラック 乙字湯 180錠
- 価格：1,980円（税込）
- タイプ：内服薬
- 有効成分：乙字湯エキス（漢方成分）
- 効果：体の内側から血行を促進し、うっ血やはれを改善する。いぼ痔やきれ痔に効果的。
- 特徴：漢方薬の乙字湯をエキス化した錠剤。
乙字湯は、桃仁や大黄などの生薬が配合された処方で、血液の流れを良くして、血行不良による様々な不調を改善すると言われている。副作用や依存性が少なく、長期間使用しても安心。
5位：大正製薬 プリザエース
軟膏T 20g
- 価格：1,078円（税込）
- タイプ：軟膏
- 有効成分：ヒドロコルチゾン酢酸塩（ステロイド）、リドカイン塩酸塩（局所麻酔）、クロルヘキシジングルコン酸塩（殺菌）、アラントイン（組織修復）
- 効果：肛門外部や付近にできたいぼ痔やきれ痔に効果的。炎症・はれ・痛み・かゆみ・出血などを抑える。
- 特徴：ステロイドと局所麻酔が配合されているので、強い症状にも対応できる。殺菌成分と組織修復成分も入っているので、傷口の感染や治りを助ける。清涼感のあるメントールも配合されている。
6位：武田薬品工業 ボラギノールA 内服液 30ml
- 価格：1,078円（税込）
- タイプ：内服薬
- 有効成分：ヒドロコルチゾン酢酸エステル（ステロイド）、塩酸ジフェンヒドラミン（抗ヒスタミン）、ニコチン酸アミド（血流促進）
- 効果：体の内側から炎症・はれ・かゆみを抑える。いぼ痔やきれ痔に効果的。
- 特徴：ステロイドと抗ヒスタミンが配合されているので、強いかゆみにも対応できる。血流促進成分も入っているので、うっ血を改善する。舌下錠として舌の下に置くと、すぐに溶けて有効成分が吸収される。
7位：大正製薬 プリザエース坐剤T 12個
- 価格：1,078円（税込）
- タイプ：坐剤
- 有効成分：ヒドロコルチゾン酢酸塩（ステロイド）、リドカイン塩酸塩（局所麻酔）、クロルヘキシジングルコン酸塩（殺菌）、アラントイン（組織修復）
- 効果：肛門内部にできたいぼ痔に効果的。炎症・はれ・痛み・かゆみ・出血などを抑える。
- 特徴：ステロイドと局所麻酔が配合されているので、強い症状にも対応できる。殺菌成分と組織修復成分も入っているので、傷口の感染や治りを助ける。肛門に挿入すると体温で溶けて有効成分が放出される。
8位：大正製薬 プリザエース錠T 60錠
- 価格：1,078円（税込）
- タイプ：内服薬
- 有効成分：トコフェロール酢酸エステル（血流促進）、塩酸ジフェンヒドラミン（抗ヒスタミン）、ニコチン酸アミド（血流促進）
- 効果：体の内側から血行を促進し、うっ血やはれを改善する。いぼ痔やきれ痔に効果的。
- 特徴：血流促進成分と抗ヒスタミンが配合されているので、かゆみやムズムズ感を抑える。錠剤タイプで飲みやすい。
9位：大正製薬 プリザエース顆粒T 30包
- 価格：1,078円（税込）
- タイプ：内服薬
- 有効成分：トコフェロール酢酸エステル（血流促進）、塩酸ジフェンヒドラミン（抗ヒスタミン）、ニコチン酸アミド（血流促進）
- 効果：体の内側から血行を促進し、うっ血やはれを改善する。いぼ痔やきれ痔に効果的。
- 特徴：血流促進成分と抗ヒスタミンが配合されているので、かゆみやムズムズ感を抑える。顆粒タイプで水なしで飲める。
10位：大正製薬 プリザエースカプセルT 60カプセル
- 価格：1,078円（税込）
- タイプ：内服薬
- 有効成分：トコフェロール酢酸エステル（血流促進）、塩酸ジフェンヒドラミン（抗ヒスタミン）、ニコチン酸アミド（血流促進）
- 効果：体の内側から血行を促進し、うっ血やはれを改善する。いぼ痔やきれ痔に効果的。
- 特徴：血流促進成分と抗ヒスタミンが配合されているので、かゆみやムズムズ感を抑える。カプセルタイプで飲みやすい。
11位：本草製薬 ピーチラック 軟膏 20g
- 価格：1,980円（税込）
- タイプ：軟膏
- 有効成分：乙字湯エキス（漢方成分）、グリチルレチン酸（消炎）、クロルヘキシジングルコン酸塩（殺菌）
- 効果：肛門外部や付近にできたいぼ痔やきれ痔に効果的。うっ血やはれ・炎症・出血などを改善する。
- 特徴：漢方薬の乙字湯をエキス化した軟膏。乙字湯は、桃仁や大黄などの生薬が配合された処方で、血液の流れを良くして、血行不良による様々な不調を改善すると言われている。消炎成分と殺菌成分も入っているので、傷口の感染や治りを助ける。
12位：本草製薬 ピーチラック 坐剤 12個
- 価格：1,980円（税込）
- タイプ：坐剤
- 有効成分：乙字湯エキス（漢方成分）、グリチルレチン酸（消炎）、クロルヘキシジングルコン酸塩（殺菌）
- 効果：肛門内部にできたいぼ痔に効果的。うっ血やはれ・炎症・出血などを改善する。
- 特徴：漢方薬の乙字湯をエキス化した坐剤。乙字湯は、桃仁や大黄などの生薬が配合された処方で、血液の流れを良くして、血行不良による様々な不調を改善すると言われている。
消炎成分と殺菌成分も入っているので、傷口の感染や治りを助ける。肛門に挿入すると体温で溶けて有効成分が放出される。
13位：本草製薬 ピーチラック 内服液 30ml
- 価格：1,980円（税込）
- タイプ：内服薬
- 有効成分：乙字湯エキス（漢方成分）
- 効果：体の内側から血行を促進し、うっ血やはれを改善する。いぼ痔やきれ痔に効果的
。
- 特徴：漢方薬の乙字湯をエキス化した内服液。乙字湯は、桃仁や大黄などの生薬が配合された処方で、血液の流れを良くして、血行不良による様々な不調を改善すると言われている。舌下錠として舌の下に置くと、すぐに溶けて有効成分が吸収される。
14位：本草製薬 ピーチラック 錠剤 180錠
- 価格：1,980円（税込）
- タイプ：内服薬
- 有効成分：乙字湯エキス（漢方成分）
- 効果：体の内側から血行を促進し、うっ血やはれを改善する。いぼ痔やきれ痔に効果的。
- 特徴：漢方薬の乙字湯をエキス化した錠剤。乙字湯は、桃仁や大黄などの生薬が配合された処方で、血液の流れを良くして、血行不良による様々な不調を改善すると言われている。錠剤タイプで飲みやすい。
１5位：本草製薬 ピーチラック 顆粒 30包
- 価格：1,980円（税込）
- タイプ：内服薬
- 有効成分：乙字湯エキス（漢方成分）
- 効果：体の内側から血行を促進し、うっ血やはれを改善する。いぼ痔やきれ痔に効果的。
- 特徴：漢方薬の乙字湯をエキス化した顆粒。
乙字湯は、桃仁や大黄などの生薬が配合された処方で、血液の流れを良くして、血行不良による様々な不調を改善すると言われている。顆粒タイプで水なしで飲める。
以上が、おすすめの痔の薬15選でした。それぞれの商品の特徴や効果を比較して、自分に合ったものを選んでください。
まとめ
この記事では、痔の薬の正しい選び方とおすすめ商品を紹介しました。
痔の薬を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 痔の種類や症状に合わせて、軟膏、注入薬、坐剤、内服薬などのタイプを選ぶ
- 有効成分や効果が自分の症状に合っているか確認する
- ステロイドが配合されているかどうかに注意する
- 使いやすさや飲みやすさを考慮する
- コストパフォーマンスを比較する
- 妊婦や授乳中の方、子どもが使用できるか確認する
また、Amazonで人気の痔の薬15選をランキング形式で紹介しました。
各商品の特徴や効果、価格などを比較して、自分にぴったりの痔の薬を見つけてください。
痔は放っておくと悪化したり、再発したりすることもあります。早めに適切な薬を使用して、辛い症状を改善しましょう！
この記事があなたの参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました！
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