「人間ゲーム」の第1段階では、「本来の自分」がすべての力と創造性と巧妙さを総動員して、あなたが本当はどんな人間で、あなたの自然な状態がどんなものかを隠し、決して見つけられないようにしてしまいます。
「制限された自分」と三次元の競技場が現実のものだと信じ込ませ、どんどん制約を厳しくして、自分が本来とは正反対の存在であると思わせる為にあらゆる手段が講じられます。
<第2段階>
第1段階で、あなたが自分自身の本来の姿を忘れ、制限され、制約の多い経験に没頭するようになると、「本来の自分」はあなたを第2段階へ誘います。
この時点で、あなたは自分には何かが足りない、何もかもが意味を持たない、自分の知らないところで何かが起きているのかも知れないと感じ、自分が不完全な人間だと思うようになります。
そして、答えを見つけよう、人生におけるより高い目標を見つけようとします。
このとき、あなたはまだ自分の真実の姿や、自分に本来備わっている力や知恵、豊かさに気づいてはいませんが、それでも「真実」を探し始めます。
すると「本来の自分」は役割を変え、あなたを「世紀の宝探し」に連れ出して、第1段階で隠した力や知恵、豊かさを取り戻す手助けをするのです。
ひとたび力と知恵と豊かさを取り戻せば、あなたは何の制約も制限も受けずに「人間ゲーム」に参加できるようになります。

